【ワシントン共同】トランプ米大統領が次期国土安全保障長官に指名したマークウェイン・マリン上院議員は18日、人事承認に向けた上院の公聴会に臨んだ。政権の看板政策である不法移民摘発は、強引な手法に批判が集まり、メディアで大きく取り上げられている。マリン氏は「毎日トップニュースになる事態を避ける」と述べ、軌道修正を図る方針を示した。

 不法移民取り締まりを巡っては、1月に中西部ミネソタ州で連邦捜査官が抗議中の米市民2人を相次いで射殺。ノーム現長官の指導力を問う声が上がり、トランプ氏が今月5日に事実上の更迭を発表した。

 マリン氏は上院国土安全保障・政府活動委員会の公聴会で、捜査官が住宅や事務所に立ち入る際には令状取得を義務付けると語り、慣行の見直しを表明した。ミネソタで射殺された市民のうち1人を「正気を失った人物」と罵倒したことについて「(即座に)撤回すべきだった。早計に発言してしまった」と釈明したが、謝罪はしなかった。