2020年11月に名古屋市のポーカー店「じゃんけんポーカー」の店長井上遥樹さん=当時(25)=が自殺したのは、長時間労働や暴行などが原因だとして、遺族が運営会社や上司らに約1億600万円の損害賠償を求めた訴訟で、名古屋地裁は18日、計約1億160万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
判決によると、井上さんは20年10月に上司から蹴られるなどの暴行を受けた上、同月に70時間を超える時間外労働があったことによる心理的負荷で適応障害を発症し、翌11月に自殺した。
松田敦子裁判長は判決理由で、当時、運営会社の代表取締役だった上司が「特段な対応をとらなかった」とし、上司と会社の賠償責任を認定した。
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