モスクワのクレムリンにある聖堂で礼拝を執り行うジョージア正教会総主教のイリヤ2世=2013年1月(タス=共同)

 【モスクワ共同】ジョージアのメディアによると、ジョージア正教会最高位で総主教のイリヤ2世が17日、心不全のためトビリシの病院で死去した。93歳。宗教活動が制限されたソ連時代から50年近くにわたりジョージア正教会のトップを務め、教会の復興を推進した。2カ月以内に新たな総主教が選出される。

 本名はイラクリ・グドゥシャウリシオラシビリ。1933年ソ連ロシア共和国オルジョニキーゼ(現ウラジカフカス)生まれ。モスクワの神学アカデミーで学び、ダビド5世の死去を受けて77年12月にジョージア正教会最高位の総主教に選出された。

 90年代のジョージア内戦では平和的解決を呼びかけた。