日本製鉄の米鉄鋼大手USスチールの買収を巡り、国際協力銀行(JBIC)やメガバンクが日鉄に近く計約9千億円を融資することが17日、分かった。巨額買収に踏み切った日鉄の財務を支える狙い。これにより、日鉄の141億ドル(約2兆円)に上る買収資金の調達の枠組みが決まった。
融資には三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のほか、三井住友信託銀行が参加するという。内訳は、JBICが約5500億円、4行が約3500億円を担う。
日鉄は2025年6月にUSスチールを買収した際、全額を1年以内に返済が必要な「つなぎ融資」で賄った。つなぎ融資は高金利とされる。長期で返済可能な今回の融資への借り換えで利払い負担は軽くなる。
日鉄は28年までに、USスチールの設備更新などで約110億ドル(約1兆7千億円)を投じる。日本国内の鉄鋼需要が減少する中、海外事業に重点的に投資し、国際競争力の強化を図る狙いだ。
一方で、米国の鋼材市況悪化や製鉄所の爆発事故が響き、26年3月期のUSスチールの利益貢献はゼロとみている。
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