【ロサンゼルス共同】15日の米アカデミー賞授賞式で、ロシアがウクライナ侵攻を正当化するため導入した学校教育を記録した「名もなき反逆者 ロシア 愛国教育の現場で」が長編ドキュメンタリー賞を獲得し、製作者が受賞演説で反戦を呼びかけた。短編ドキュメンタリー賞には、米国の学校での銃乱射事件を題材にした作品が輝き、遺族も登壇した。
ロシアの小学校に勤め、「名もなき反逆者」の映像を撮影後に国を離れたパベル・タランキンさんは壇上で「私たちの未来と子どもたちのため、全ての戦争を今すぐやめなければならない」と訴えた。
短編ドキュメンタリー賞受賞作は、銃乱射事件で犠牲になった子どもたちの部屋を取り上げた「あなたが帰ってこない部屋」。米南部テキサス州ユバルディの小学校で2022年に児童ら21人が殺害された銃乱射事件の犠牲者で作品に登場する娘を亡くしたグロリア・カザレスさんが演説し「犠牲者の空っぽの部屋を世界が見れば、米国が変わると信じる」と語った。
「名もなき反逆者」は、日本ではNHKBSで放送された。
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