2024年の能登半島地震で妻子4人を失った警察官の大間圭介さん(44)=金沢市=が13日、長男泰介さん=当時(9)=が亡くなる前に通っていた金沢大付属小(同市)の卒業式に出席し「卒業証書」を受け取った。「よく頑張ったね、卒業おめでとう」。笑顔の泰介さんの写真を手に、そっと語りかけた。
式には泰介さんの制服も持参した。成長した友人たちの晴れ姿に接し「この場にいてほしかったな」。
卒業生が退場した後、盛一純平校長が「もう一人、卒業する人がいます」と告げ、圭介さんに番号の入っていない泰介さんの卒業証書を手渡した。授業参観や運動会などの思い出がよみがえり、涙があふれた。
卒業式を見届け「気持ちの中で一区切りが付いた」と圭介さん。今年から高齢者施設などでギターの弾き語りを始めており、3月末には約20年勤めた石川県警を退職する予定だ。「家族に前を向いている姿を見せられるよう、自分だからこそできることに挑戦していきたい」
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- 3~4月入会で最大1,000円還元!!
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


