【リビウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は12日、隣国ルーマニアを訪問し、ダン大統領と会談した。両首脳はエネルギー協力や無人機防衛に関する協定に署名。ゼレンスキー氏は13日にパリでフランスのマクロン大統領と会談する予定で、イラン情勢を受けてロシアによるウクライナ侵攻への関心が薄れる中、欧州の支援をつなぎとめる狙いがある。
米国とイスラエルがイランを攻撃した2月末以降、予定されていた米ロとウクライナの3カ国協議が延期されるなど和平交渉は停滞している。さらに、イランがホルムズ海峡を事実上封鎖したことで原油価格が高騰。対ロシア原油関連制裁の緩和も取り沙汰されており、ウクライナは警戒を強めている。
ゼレンスキー氏はダン氏との共同会見で、ロシアの無人機攻撃に対抗するため、ルーマニア国内での無人機の共同生産に意欲を表明した。ダン氏は、ロシアに融和的なハンガリーが反対する欧州連合(EU)からウクライナへの900億ユーロ(約16兆5千億円)の無利子融資の実現に協力する姿勢を示した。
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