9日、米フロリダ州で記者会見するトランプ大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン、イスタンブール共同】トランプ米大統領は10日、イランがエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡で機雷を敷設したり、既にある機雷を撤去したりしなかった場合には「前例のない水準の軍事的措置」を取ると交流サイト(SNS)で警告した。レビット大統領報道官は海峡で船舶の航行の自由を確保するため米軍が「追加的な選択肢」を調整していると説明。国防総省は対イラン軍事作戦で約140人の米軍関係者が負傷し8人が重傷だと表明した。

 トランプ政権は原油価格高騰への懸念払拭を図っており、具体策が焦点となる。レビット氏は記者会見で「トランプ氏はちゅうちょしていない」とする一方、追加措置の詳細を明かさなかった。

 米CBSテレビはイランが海峡で機雷を敷設し始める兆候を米情報機関が捉えたと報道。イランは自国製のほか、中国やロシア製の機雷を保有しているとしている。

 米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長は10日の記者会見で、イランの機雷敷設艦の捜索と攻撃を続けると説明した。