三菱ケミカルは9日、茨城事業所(茨城県神栖市)でエチレンの減産を始めたと明らかにした。ホルムズ海峡が事実上封鎖され、エチレン原料であるナフサの調達量減少が見込まれるためで、6日から設備の稼働率を落とした。
ナフサは原油由来で、中東から輸入したり、国内の石油精製メーカーから調達したりしている。主要顧客には減産を通知した。茨城事業所のエチレンの年間生産能力は48万5千トン。
旭化成と共同運営している岡山県倉敷市のエチレン生産設備は、現時点では減産していない。
石油元売り大手の出光興産は、ナフサの供給に影響が出る可能性があると取引先に通告した。出光は千葉県と山口県にエチレン生産設備を持っている。
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