環境省は6日、南米原産で強い毒を持つヒアリに関し、2025年度に国内の確認件数は9都府県36件と調査を始めた17年度以降で過去最多だったと明らかにした。多くが輸入されたコンテナを保管するヤードの地面での確認で、内部からヒアリが出てきて、営巣している恐れがあるとしている。コンテナ内で見つかった3件の出港地はいずれも中国だった。同日開催の有識者会議で説明した。

 環境省によると、ヒアリは昨年6~10月に東京港や横浜港などで確認。積み荷の下の段ボールに付着していたり、コンテナから付近の植え込みに移動したりしていた。東京港・青海ふ頭では、コンテナ内や周辺の地面で、推計で卵や幼虫など1万匹以上が発見された。