研究者らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」が算出した都道府県版ジェンダー・ギャップ指数は、政治、行政、教育、経済の4分野の男女平等の実現度合いを都道府県別に数値した。各分野の現状や課題を分析するとともに、下野新聞デジタルでは、グラフなどを用いて独自に見える化した。

都道府県版ジェンダー・ギャップ指数の特集ページはこちら

【教育】校長の男女比、小中高校で大きな開き

 栃木県は指数0.649で19位。指数は2025年比0.035ポイント改善し、順位も29位から上昇した。計7指標の中でも、特に中学校長の男女比の指数は同年比2倍以上増え、順位も16位から4位に向上した。

 校長の男女比の指数は小学校0.640、中学校0.340、高校0.095と差が広がる。順位は小学校8位で、高校の39位と大きな開きがあり、いずれも25年より後退した。教育を受ける側の指標、四年制大学進学率は0.013ポイント増とわずかな改善にとどまり、順位は変動しなかった。

 本年度、県教育長に初めて女性が就任。県教育委員会事務局の管理職の男女比は改善しており、教育分野におけるジェンダー平等のさらなる推進が期待される。