日本、インドネシア両政府は、プラボウォ大統領が今月下旬に来日し、高市早苗首相と会談する方向で調整に入った。首相は「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の取り組みの「戦略的な進化」に向け、協力拡大を図る。東・南シナ海で海洋進出を活発化させる中国を念頭に連携を確認したい考えだ。複数の日本政府関係者が4日明らかにした。
関係者によると、プラボウォ氏の来日は3月30~31日を軸に検討する。両氏の会談は初めて。米国とイスラエルによるイラン攻撃で緊迫化する中東情勢への対応についても協議する見通しだ。
首相は2月の施政方針演説で、故安倍晋三元首相がFOIPを提唱して10年になるのを踏まえ、進化を図ると表明。重要物資のサプライチェーン(供給網)の強靱化など経済基盤の強化や、経済成長の機会創出などに力を入れる考えだ。
一方、中国対応で足並みがそろうかは見通せない。プラボウォ氏は昨年9月、国内のデモ対応のため、日本との首脳会談を見送ったものの、中国での抗日戦争勝利80年記念行事には出席した。
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