2025年の生活保護の申請件数は25万6438件に上り、新型コロナウイルス禍の20年から6年連続で増加した。生活が苦しい人向けに支援団体が食料配布を実施すると、長い列が絶えない。現役世代の姿も目立つようになった。物価高が長引き、困窮から抜け出せない状況が続いている。
先月28日、東京・新宿の都庁前の広場。認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」(東京)が行った無料の食料配布には、約830人が列を作った。
コロナ禍前は、路上生活者(ホームレス)を中心に100人未満だったが、年々並ぶ人が増えている。もやい事務局長の加藤歩さん(52)は「家がある単身高齢者や若者も目立つ。もともと厳しかった生活が、物価高などの影響で限界を迎えている」と語った。
フリーランスの男性(33)は、仕事が減少した影響で収入も急激に減り、この日初めて食料配布を利用した。生活保護の申請を検討するものの「後ろめたさもある」とためらう。コメは高くて買えず、食事は乾麺などが中心。「栄養不足が心配だ」と話した。
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