法務省は3日、大阪府や滋賀県で1982年に不動産会社の社長と専務を殺害し、現金などを奪ったとして強盗殺人罪などで刑が確定した山野静二郎死刑囚(87)が、多臓器不全のため死亡したと発表した。確定死刑囚は102人となった。

 法務省によると山野死刑囚は2日、収容先の大阪拘置所で朝食後に腹痛を訴え、午後に腸閉塞の疑いで病院に救急搬送された。3日午後1時50分ごろに死亡が確認された。

 確定判決によると、82年3月、自身の会社の資金繰りに困り、大阪府豊中市で不動産会社社長=当時(39)=を殺害して額面3千万円の小切手を奪った。4日後には滋賀県で同社専務=当時(56)=を殺害、現金2100万円を奪った。