日銀の植田和男総裁は3日、人工知能(AI)やブロックチェーン(BC)といった金融の新技術普及に伴い「取引の透明性や公正性、関連する決済の安全性を確保する仕組みが必要だ」と述べ、日銀として積極的に関与していく考えを示した。東京都内の講演で指摘した。
植田氏はAIとBCの組み合わせで、新たなサービス創出に期待を示した。一方で、異なるシステム間の決済ができなくなるなどの問題を想定しておく必要があると説明した。
「取引の性質やリスクも踏まえた綿密な制度設計が不可欠」と強調した上で「中央銀行自身が新しい技術に対する深い知見を得ることが重要だ」と述べた。
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