協定締結式で握手する、青森県風間浦村の冨岡宏村長(左)と北海道大大学院水産科学研究院の都木靖彰研究院長=3日午前、北海道函館市

 北海道大水産学部と青森県風間浦村は3日、村の特産「キアンコウ」の生態研究やブランド化に向けた連携協定を結んだ。村では、キアンコウに並ぶ主要水産物であるスルメイカの不漁が続く。協定締結により、将来の人材育成を含めた地域水産業の課題解決を探る。

 函館市で協定締結式が開かれ、冨岡宏村長は「キアンコウは漁業者の生活を支えている。取って終わりではなく、つくり育てる形に移行していきたい」と話した。

 風間浦村のキアンコウは、漁場が近く生きたまま水揚げでき、刺し身として味わえる新鮮さが売りだ。ただ時期によって漁獲量に差があるなど安定した供給に課題が残っていた。