国連安全保障理事会で議長として発言するトランプ米大統領の妻メラニアさん(手前中央)=2日、米ニューヨークの国連本部(共同)

 【ニューヨーク共同】トランプ米大統領の妻メラニアさんは2日、国連安全保障理事会で「紛争下の子どもと技術、教育」を議題とする会合の議長を務め、全ての子どもに質の高い教育の機会を提供するよう呼びかけた。現職首脳の配偶者が安保理会合を主宰するのは初めて。今月は米国が持ち回りの安保理議長国を務め、議題の設定などを主導している。

 イランのイラバニ国連大使は会合に先立ち報道陣に対し、米国が紛争下の子どもを議題とする会合を開きながら、イランの学校を攻撃して児童を殺害しているとして「極めて恥ずべきことだ」と非難した。

 国連のディカルロ事務次長は会合で、イラン南部の小学校が攻撃されて児童が死亡したことに言及し「紛争で最も深刻な影響を受けるのは子どもたちだ」と指摘。紛争下の子どもを守るため「さらに行動すべきだ」と訴えた。

 メラニアさんは、全ての人に人工知能(AI)などデジタル技術へのアクセスを保障することの重要性を強調。「教育を通じて平和を尊重する次世代のリーダーを育ててほしい」と述べた。