保護司が殺害された事件の判決公判が開かれた大津地裁の法廷=2日午後(代表撮影)

 大津市の住宅で2024年5月、更生支援の担当だった保護司新庄博志さん=当時(60)=を殺害したとして殺人罪などに問われた無職飯塚紘平被告(36)の裁判員裁判で、大津地裁(谷口真紀裁判長)は2日、求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 公判で被告は起訴内容を認め、弁護側は自閉スペクトラム症などの影響で責任能力がないか心神耗弱の状態だったとして刑事責任能力を争っていた。

 起訴状などによると24年5月24日夜、新庄さん宅で殺意を持ってナイフやおので新庄さんを突き刺したり切り付けたりし、殺害したなどとしている。被告は別のコンビニ強盗事件で19年に大津地裁で懲役3年、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決を受け、事件当時は保護観察中だった。