群馬県太田市のホテルで20代の知人女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交の罪に問われた福島県南相馬市を拠点とする復興ボランティア団体代表の上野敬幸被告(53)に、前橋地裁は2日、無罪判決を言い渡した。求刑は懲役6年。
高橋正幸裁判長は判決理由で、女性は、被告の泊まる部屋に行かない選択肢もあったと指摘。いずれも飲酒しており、性的行為への発展を予想していなかったとする女性の供述は不自然だと述べた。
弁護側は最終弁論で、女性が同意していたとし無罪を訴えていた。
起訴状によると、2024年7月18日、ホテルで知人女性に「触らせろ」と言って恐怖させ、性的暴行を加えたとしている。
上野被告は東日本大震災で子ども2人と両親を亡くした。被災地の再生を目指して団体を結成し、ドキュメンタリー映画にも出演した。21年の東京五輪では聖火ランナーも務めた。
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