小型ロケット「カイロス」3号機の打ち上げが中止となった「スペースポート紀伊」=1日午前10時44分、和歌山県串本町(共同通信社ヘリから)

 宇宙事業会社スペースワン(東京)は1日、小型ロケット「カイロス」3号機について、天候分析の結果、同日の打ち上げを中止すると発表した。次の日程は未定としている。民間単独としては国内初となる、人工衛星の軌道投入に向け3度目の挑戦。

 成功すれば、世界の宇宙ビジネス市場で後れを取る日本にとって飛躍の契機になると注目されている。

 カイロス3号機は、全長約18メートル、重さ約23トンの固体燃料ロケット。3段の燃料を切り離しながら飛行する。

 1号機は2024年3月に打ち上げられたが、発射直後に爆発し、失敗した。同12月に打ち上げた2号機は、高度約110キロに達したが衛星の軌道投入には至らなかった。