アルテミス計画で月に着陸した宇宙飛行士のイメージ(アメリカ航空宇宙局〈NASA〉提供)

 【ワシントン共同】NASAは27日、米主導の国際月探査「アルテミス計画」を見直すと発表した。有人による月面着陸に先立ち、2027年に宇宙空間での有人の訓練を追加で実施する。28年には最大2回の月面着陸を目指すとしている。

 NASAのアイザックマン長官は記者会見で、計画見直しにより宇宙船の打ち上げペースを加速できると意義を強調。アルテミス計画は「政権の優先事項だ」と述べた。

 NASAによると、これまでは月面着陸を計画の第3段階として位置付けていたが、見直しにより有人での訓練に切り替える。この訓練では飛行士を乗せた宇宙船オリオンと月着陸船をそれぞれ地球周回軌道上に打ち上げ、ドッキングさせる。