静岡県伊東市の田久保真紀前市長(56)の学歴詐称疑惑を巡り、県警が地方自治法違反容疑で田久保氏を書類送検したことが27日、関係者への取材で分かった。田久保氏は市議会議長らに「卒業証書」とされる文書を見せたとする偽造有印私文書行使などの容疑でも刑事告発されており、県警は捜査を続ける。
田久保氏は今年1月以降、任意の事情聴取を複数回受け、地方自治法違反を含む全ての容疑の犯罪成立を否定している。
県警は田久保氏の弁護士事務所に保管されているという「卒業証書」の提出を要請しているが、田久保氏側は刑事訴訟法が定める押収拒絶権を理由に拒否。県警は対応を検討している。
田久保氏は東洋大を除籍となっていたが、昨年5月の市長選で当選後、市の広報誌などで卒業したとの自身のプロフィルを紹介した。市議会の調査特別委員会(百条委員会)は「卒業と勘違いしていた」との主張を虚偽と認定。市議会は百条委で虚偽証言したり、理由なく出席を拒んだりしたとする地方自治法違反容疑で告発した。
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