北九州市の空手塾で2018~24年、教え子8人にわいせつ行為を繰り返したとして、不同意性交罪などに問われた元経営者永末哲也被告(62)に、福岡地裁小倉支部は26日、懲役24年の判決を言い渡した。人権や尊厳を考慮せず、欲求を満たすため強い影響力を背景に行為に及んでいたとした。求刑は有期刑上限の懲役30年だった。

 三芳純平裁判長は判決理由で、指導していた8人に多数回のわいせつ行為をし、撮影した画像や動画は500件を超えていると指摘。「ほぼ無抵抗の被害者に一方的に辱めを与える陵辱的な行為。手口は狡猾で卑劣だ」と非難した。被害者は心身ともに深刻な影響を受け、性犯罪事案の中で格別に悪質だと判断した。