岩手県大船渡市の大規模山林火災の伝承施設をつくるため、同市のウェブ制作会社「山海畑」がクラウドファンディングで寄付を募っている。被災者や消防関係者のインタビュー映像、立体地形図などを展示し、フィールドワークや漁業体験の拠点にもする。社長の阿部正幸さんは「記録を残したい」と話す。
火災は1年前の2月26日に発生。平成以降で国内最大の約3370ヘクタールが延焼。1人が死亡、226棟が被害に遭い、今も多くが仮設住宅に身を寄せている。
山海畑は、特に被害の大きかった同市三陸町綾里地区に本店がある。4月末の開館を目指す。目標額は150万円。3月2日まで受け付ける。寄付金はパネルや映像の制作費、施設の維持費に充てる。
阿部さんはウェブで被害や支援の道のりを発信。見学者の案内もしており、現地に来なければ実態が分かってもらいにくいと痛感。各地で大規模火災が起きたことも背景に、教訓を伝える施設づくりを思い立った。
施設内では発生メカニズムの解説にも力を入れ、今後の被害防止に役立ててもらう。東日本大震災の津波被害に関する展示もする。
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