再生医療ベンチャーの「オーガンテック」と理化学研究所は25日、毛をつくるのに重要な働きをすると知られていた2種類の細胞に加え、新たに「第3の細胞」をマウスの実験で発見したとの研究成果を発表した。体外で発毛を再現することに成功したという。人に応用できれば、脱毛症の新たな治療法の開発につながる可能性がある。
毛は「毛包」という器官でつくられる。これまで「上皮性幹細胞」と「毛乳頭細胞」の2種類の細胞を使い、毛包の“種”を作製することに成功していたが、皮膚に移植しないと毛がつくれないという課題があった。
研究チームはマウスの細胞を調べ、毛包の成長に関わる「毛包再生支持細胞」を発見。3種類の細胞を組み合わせて培養すると、2種類だけでは途中で成長が止まっていたのが、体外で毛包まで成長して毛をつくり出すことができた。人工皮膚に移植すると、毛が生え替わる周期を繰り返す機能も再現できていた。
同社は、早ければ年末にも人の細胞を使った臨床研究を始めたいとしている。
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