滋賀県日野町で1984年、酒店経営の女性=当時(69)=が殺害され手提げ金庫が奪われた強盗殺人事件で無期懲役が確定し、服役中に75歳で病死した阪原弘さんの遺族が申し立てた第2次再審請求で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は24日付の決定で、検察側の特別抗告を棄却した。再審開始が確定し、今後大津地裁で始まる再審公判で無罪となる公算が大きい。
2018年7月に大津地裁が再審開始を認めてから約7年半。検察側の2度の不服申し立てを経た。阪原さんの長男弘次さん(64)は東京都内で開かれた集会で「本当に長い時間だった。こんな不幸なことは二度と起こってはいけない」と語った。死刑・無期懲役が確定した戦後の重大事件で、本人の死後に遺族らが請求した「死後再審」の開始決定は初めて。
第2次請求で検察側は、阪原さんが実況見分で遺体に見立てた人形を使って遺体発見現場を案内した様子の写真のネガなどを新たに開示。再審開始の理由となる新規性、明白性のある証拠に当たるかどうかが争点となった。
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