「高市旋風」が吹いた第51回衆院選は、自民党が全国の小選挙区全289議席のうち、86%に当たる249議席を占める圧勝を収めた。一方、栃木3区では自民党籍を持つ無所属新人の渡辺真太朗(わたなべしんたろう)氏(33)が初当選を果たし、敗れた自民前職の簗和生(やなかずお)氏(46)は比例復活当選となった。
次期衆院選で渡辺氏が自民からの出馬を模索すれば、公認争いの勃発は必至。選ばれるのは、高市早苗首相に「私の知恵袋」とも評される当選6回の簗氏か。それとも、高市氏の松下政経塾の後輩に当たる小選挙区現職の渡辺氏か-。
過去の衆院選でも、保守系の無所属候補が自民公認候補と争って勝利した例が複数あったが、その後はどのような展開をたどったのか。全国の事例を振り返り、栃木3区の今後を占う。
■2024年衆院選 和歌山2区 世耕弘成氏(無所属)VS二階伸康氏(自民)
24年の衆院選で、和歌山2区は全国屈指の注目区となった。自民党で幹事長などを務めた二階俊博氏の牙城だったが、二階氏は自ら率いる派閥の裏金問題の責任を取る形で政界を引退。後継として三男の伸康(のぶやす)氏が党公認候補として出馬表明した。
そんな中、急きょ立候補したのが世耕弘成(せこうひろしげ)氏だ。安倍晋三政権で内閣官房副長官や経済産業相を歴任し、19年からは参院幹事長を務めた。
しかし、
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