自身のレストランで保護観察対象者と面接する今泉さん(左)=2月上旬、宇都宮市中央1丁目

 県内で保護司の減少が続く中、宇都宮市中央1丁目、飲食店店主今泉知明(いまいずみともあき)さん(70)は18年にわたり、罪を犯した人を支えている。家族の反対を抑え、相手との距離に迷いながらも、自身の店で約20人の対象者と向き合ってきた。保護観察後の再犯を耳にして、失望したこともある。人は簡単には変われない。それでも「誰でも一歩間違えれば道を踏み外すことがある。だから誰かが寄り添い続けなければならない」と信じて、保護司を続けている。

 「調子はどう。3食食べてる?」。今泉さんが2月上旬、同所のレストラン「風見鶏」で向かいに座る男性(55)に尋ねた。