三重県沖で貨物船と遊漁船が衝突し2人が死亡した事故で、鳥羽海上保安部は21日、業務上過失致死と業務上過失往来危険の疑いで、貨物船を操船していた2等航海士の杉本波音容疑者(21)=兵庫県洲本市=を逮捕した。保安部によると、杉本容疑者は周囲を警戒する当番で、1人で操舵室にいた。「自分で操船しており、遊漁船と衝突したことは間違いない」と供述しているという。
運輸安全委員会も船舶事故調査官を派遣し、原因究明を本格化させる。
保安部によると、遊漁船には船長(66)と釣り客の計13人が乗り、いかりを下ろして停泊中だった。衝突で二つに割れ、乗っていた谷口幸吉さん(84)と中川元弘さん(67)=ともに三重県松阪市=が溺死した。船長と、三重県や愛知県に住む60~80代の釣り客ら計10人が重軽傷を負った。
貨物船の乗組員ら6人にけがはなかった。貨物船に浸水はなく、自力航行が可能という。
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