【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの暫定統治機関「平和評議会」で実務を担うムラデノフ氏は20日、パレスチナ自治政府が評議会との連絡事務所を設立したと発表した。イスラエルは自治政府がガザの戦後統治に関与することに反対している。連絡事務所が設置されても、自治政府がガザの統治体制構築にどれだけ関与できるかは不透明だ。

 平和評議会にはイスラエルが参加する一方、自治政府は含まれていない。連絡事務所の設置に関し、イスラエルメディアは「評議会への参加を目指していた自治政府にとって一種の妥協といえる」と報じた。

 平和評議会のガザ上級代表を務めるムラデノフ氏は、評議会とパレスチナ人の専門家でつくる暫定委員会との橋渡し役を担う。自治政府の連絡事務所の役割について「上級代表事務所と自治政府の間の公式な調整窓口となる」とX(旧ツイッター)で説明した。