全種目が終了したフィギュアスケートで期間中、最も忙しかったのは振付師兼コーチのブノワ・リショー氏(38)かもしれない。女子の坂本花織(シスメックス)ら13カ国の選手16人に携わったそうで「長年の努力と献身、スポーツへの情熱と愛がこの結果に導いてくれた」と語った。
師事する選手のあまりの多さに、交流サイト(SNS)上ではリンクサイドでチームに合わせ、次々とウエアを着替える動画が拡散した。得点を待つ「キス・アンド・クライ」にも頻繁に現れ、変幻自在の姿がファンの間では話題となった。
フランス南東部アビニョン生まれで、アイスダンスの選手だった。引退後は情熱あふれた独創的な振り付けが特徴の指導者として名をはせ、坂本が2018年平昌冬季五輪や前回北京五輪で用いた演目を手がけた。今大会のショートプログラム(SP)も振り付けた。
今後もフィギュア界の発展に欠かせない存在となるリショー氏。「選手はみんな、スケートが私の人生だと理解してくれている」と感謝の言葉を述べた。(共同)
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