【ワシントン共同】米商務省が20日発表した2025年10~12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比1・4%増だった。政府機関の一部閉鎖が過去最長の約6週間続いたことが下押し要因となり、伸び率は前期の4・4%増から急減速した。3・0%増を見込んだ市場予想も下回った。

 政府閉鎖で落ち込んだGDPは、26年1~3月期以降に一部持ち直すとみられている。同時に発表した、第2次トランプ政権が発足した25年の通年のGDPは前年比2・2%増だった。伸び率は前年の2・8%増から縮小し、マイナス成長だった20年以来の低水準だった。

 25年10~12月期の個人消費は前期比2・4%増で、前期の3・5%増から伸びが縮小した。一方、政府支出は5・1%減り、住宅投資も1・5%減となった。輸出は0・9%、輸入は1・3%それぞれ減った。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数は前期比2・9%上昇した。