スノーボード女子スロープスタイルで優勝した深田茉莉(右)を祝福する男子優勝の蘇翊鳴(中央)と佐藤康弘コーチ=18日、リビーニョ(共同)

 スノーボード女子スロープスタイルで優勝した深田茉莉(左)、男子で優勝した蘇翊鳴(右)とともに笑顔を見せる佐藤康弘コーチ=18日、イタリア・リビーニョ(共同)

 スノーボード女子スロープスタイルで優勝した深田茉莉(右)を祝福する男子優勝の蘇翊鳴(中央)と佐藤康弘コーチ=18日、リビーニョ(共同)  スノーボード女子スロープスタイルで優勝した深田茉莉(左)、男子で優勝した蘇翊鳴(右)とともに笑顔を見せる佐藤康弘コーチ=18日、イタリア・リビーニョ(共同)

 スノーボード・スロープスタイルで、佐藤康弘コーチが指導する男子の蘇翊鳴(中国)と女子の深田茉莉が優勝。2人から金メダルを首にかけられ「最高としか言いようがない」と喜びをかみしめた。

 「日中の懸け橋に」との思いも胸に、両国選手を教える。北京五輪では蘇がビッグエアで金、スロープスタイルで銀メダルに輝き、佐藤コーチは中国から国際友情賞が贈られた。ただ、教え子の日本選手は表彰台に立てず心残りだった。

 岩渕麗楽を合わせた4人でほとんどの時間をともにし、切磋琢磨。今大会中は別会場で練習後に雪玉を投げ合ってリラックスする一幕もあったといい、深田は「本当にこのチームで良かった」と実感がこもる。

 政治的に日中関係は冷え込むが、この世界には関係ない。中国の施設で直前合宿をして迎えた本番。男子ビッグエアで3位の蘇が悔しさを抱えながら、優勝した木村葵来の丸刈り頭をなでて祝福した。その姿に佐藤コーチは「大きな意味がある」と語る。

 蘇も深田も「第二の父」と慕う指導者が運営する日本の練習施設には、日中以外の国の選手も足を運ぶ。(共同)