感謝状を贈られた(左から)宍戸さん、植木さん、柳田さん、笠崎さん、君島さん

 【宇都宮】ジムで運動中に倒れた高齢女性に迅速な連携で適切な救命処置を施したとして、市西消防署は17日、市内外の男女5人に感謝状を贈った。

 贈られたのは、いずれもゴールドジムスパレア宇都宮(上戸祭町)のスタッフで日光市清滝安良沢町の笠崎貴靖(かさざきたかやす)さん(47)、市貝町多田羅の君島佑子(きみじまゆうこ)さん(47)、さくら市卯の里の宍戸秀徳(ししどひでのり)さん(26)のほか、宇都宮市細谷、インストラクター植木美登利(うえきみどり)さん(51)、同市駒生町の柳田敦子(やなぎたあつこ)さん(69)。

 同署によると、昨年11月11日午後、エアロビクス中の80代女性が突然倒れた。ジムを利用していた元看護師の柳田さんは女性の呼吸がないことに気づき気道を確保し、すぐに笠崎さんが119番。植木さんは動揺する現場を落ち着かせ、君島さんが胸骨圧迫の心臓マッサージを施した。

 宍戸さんが自動体外式除細動器(AED)を起動させると、臨場した救急隊が女性の心拍を確認した。

 女性は現在、無事に生活を続けている。感謝状贈呈式で松本和之(まつもとかずゆき)署長は「皆様方の勇気ある行動は市民の模範。救命のバトンリレーで一人の尊い命が救われた」と感謝した。

 スタッフは昨年10月、救命講習を受けたばかりだったといい、君島さんは「体が自然と動いた。女性が元気になって良かった」と話した。