大雪の中、渡部暁にとって五輪最後の戦いが始まった。スキー複合男子団体スプリントの日本は、前半飛躍で渡部暁、山本とも難条件の中、空中で粘りを見せて上位争いへ「最低限」(山本)の3位を確保。渡部暁は「何も残らないぐらい全て置いていく」と後半距離へ覚悟を示した。
五輪での最後の飛躍は、助走路に雪がたまっていた。渡部暁は「締まりのないジャンプになってしまった」と反省を口にしたが、各国のエース級が集まる団体戦でK点(128メートル)越えは一人もいなかった。山本は「できることはやった」と納得した。
渡部暁にとって、過去5度出場した五輪は自らの競技人生の「道しるべ」になってきた。「最後はどんなふうに五輪を感じるのかな」。今までとは違う感慨も胸に抱きつつ、最後まで懸命に走る。(共同)
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