早春の街中の景色に、リクルートスーツ姿の若者がまぶしく映える。3月に入り、2019年卒業予定の大学生の就職活動が本格的に始まった。

 3日、県警が県警察学校で開いた「体験型採用説明会」を取材した。大学3年生など95人が、窃盗事件を想定した捜査シミュレーションなどを通して仕事への理解を深めた。

 一方で、参加者に熱い視線を向けていたのが県警の採用担当者たち。景気の回復傾向や少子化から、県警の採用活動は厳しい状況にあるという。

 多くの優秀な人材を確保しようと、採用活動には、警察のイメージからは遠いフェイスブックやツイッターも駆使する。採用担当者の1人は「堅苦しくならないよう心掛けながら、県警の仕事のやりがいを伝えたい」と明かす。

 記者が「就活生」だったのはちょうど10年前。採用される側、する側、双方にとって一期一会の出会いがあることを望んでいる。