埼玉県八潮市で昨年1月、県道が陥没しトラックが転落した事故を巡り、原因を究明してきた有識者による県の第三者委員会は19日、事故の約3年前の定期点検で、下水道管内部の状態を慎重に評価していれば「腐食や損傷のリスクの高まりを推測できた」とする最終報告書を取りまとめた。ただ、陥没が発生することまでは「未然に予測することが可能であったとは言えない」と結論付けた。点検方法の見直しなど再発防止策も提言した。
報告書によると、現場周辺の下水道管は、県の委託業者が2022年2月、浮流式のカメラによる定期点検を実施。約600メートルにわたって腐食や損傷を点検した。ただ、このうち推定52~71メートルの区間では、水しぶきや光量不足の影響で映像が不鮮明だったにもかかわらず、異常が少ない「ランクB」と評価した。今回の陥没はこの区間で発生したとしている。
報告書では、映像をより慎重に解析できていれば、直ちに修繕が必要な「ランクA」と判断できたと考えられると分析した。
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