16日、フリースタイルスキー女子ビッグエア決勝で2位となった中国の谷愛凌(左)=リビーニョ(AP=共同)

 【ミラノ共同】前回2022年北京五輪で冬季としては史上最多の金メダル9個を獲得した中国勢は、今回のミラノ・コルティナ大会では表彰台の真ん中に立っていない。交流サイト(SNS)には低迷を嘆く投稿も。選手の人材不足や育成システムの課題を指摘する声も出ている。

 「何が起きたんだ」「金メダルもなければ熱気もない」。微博(ウェイボ)では、メダル総数も過去最多だった北京大会との違いに驚く声が上がり、各国のメダル総数順位に関するハッシュタグ(検索目印)が立った。好調な日本と比較する投稿もある。

 中国が近年、多くのメダルを獲得してきたスピードスケート・ショートトラックやフリースタイルスキーでも今回、金メダルを取れていない。

 自国開催の22年は史上最大規模の選手数で臨んだが、今大会は前回より50人ほど少ない126人。中国は北京も今回もメダル数の目標は打ち出していない。夏季と比べ従来低調だった冬季の目標設定に慎重とみられる。

 中国紙記者は「自国開催後に続くべき若い選手層が薄くなってしまった」と分析した。