【ミラノ共同】冬季五輪では、多様性を否定し強硬な移民摘発を進めるトランプ米政権に、米代表選手が次々と懸念を表明している。選手らに政権側は不快感を隠さず、バンス副大統領が「反発を覚悟すべきだ」と猛攻撃。物言う代表選手に保守層から批判や脅しが相次ぐ。
フィギュアスケート女子のアンバー・グレンはLGBTQ(性的少数者)。開幕直前の会見で、トランプ政権下で「厳しい時期」にあるLGBTQを自らの発信力で励ましたいと語ったが、後日「恐ろしい量」の嫌がらせを受け、交流サイト(SNS)から距離を置くと明かした。
「自殺しろ」「競技中に首が折れるのを見たい」。元米代表のフリースタイルスキー男子英国代表ガス・ケンワージーはICEを批判した後、こうした脅しを受けたという。
現在の米国を代表することに「複雑な思い」があると吐露した同競技米代表のハンター・ヘスには、トランプ大統領が「真の負け犬」と罵倒。リチャード・グレネル元国家情報長官代行も「それならカナダにでも引っ越せ」とX(旧ツイッター)に投稿した。
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