【ミラノ共同】冬季五輪のフィギュアスケート男子で銅メダルを獲得した仙台市出身の佐藤駿(22)は、小学1年生で東日本大震災を経験した。自宅は半壊で、東京都に一時避難。「スケートをできる幸せを改めて実感した」と、感謝の気持ちを忘れたことはない。
5歳で滑り始め、羽生結弦さんも練習していた仙台市のリンクが拠点だった。当時の浪岡秀コーチが苦笑するほどのめり込んだスケートを被災後は中断せざるを得なくなった。
現在師事する日下匡力、浅野敬子両コーチと出会ったのは、都内の祖母の家に身を寄せていたこの時期。浪岡コーチの紹介で埼玉県のリンクに通い、滑れる喜びで急成長。半年後に故郷へ戻るが、18年の春、父親の転勤に伴い、埼玉県のクラブに移籍した。
初出場の五輪で、佐藤は4回転ジャンプを武器に活躍。ジャンプの基礎をたたき込んでくれたのは浪岡コーチ。シニア転向後、伸び悩んだ時期、両コーチは見守ってくれた。
「(被災時は)スケートができない状況に陥った。埼玉に行けて成長できた。宮城の経験があっての今。全てに感謝している」。
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