【電子号外】長谷部さん(宇大4年、小山)がプロ棋士に 栃木県出身者で戦後初

【電子号外】長谷部さん(宇大4年、小山)がプロ棋士に 栃木県出身者で戦後初

 日本将棋連盟のプロ棋士養成機関「奨励会」の第62回三段リーグに所属している宇都宮大4年長谷部浩平(はせべこうへい)さん(23)=小山市城東1丁目=が4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われたリーグ戦で2連勝して1位が確定した。4月から四段に昇段し、プロ棋士となることが決まった。

 本県出身のプロ棋士は佐野市の故永沢勝雄(ながさわかつお)八段(1904~85年)以来2人目で、戦後は初めて。

 長谷部さんは下野新聞社の取材に「2局とも苦しい展開だったが、中盤から自分の将棋を指せ、勝ちきることができました。棋士として頑張るだけでなく、栃木県出身者として普及にも貢献できれば。まず1年間を頑張って、結果を残したい」と語った。

 第62回三段リーグ(17年10月~18年3月)には36人が参加し、それぞれ18回対局して上位2人がプロ(四段以上)となる。長谷部さんは初戦で「女流5冠」で女性初のプロ棋士を目指した里見香奈(さとみかな)さん(26)に敗れたものの、7回戦まで6連勝。8回戦で惜敗したが、その後は8勝2敗と安定した力を発揮し、昨年11月以降は首位を守った。最終成績は14勝4敗。

 長谷部さんは5歳から将棋を始め、12歳(小学6年)で奨励会入会。6級からスタートし栃木高1年の10年4月初段、12年7月二段、15年10月には三段となった。今後は順位戦やタイトル戦の予選会などに出場する。

【電子号外】長谷部さん、プロ棋士に(2018年3月4日)

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