警察署で勾留中の男と接見し、男が証拠隠滅を指示したメモを携帯電話で撮影して関係者に送ったとして、愛知県警が昨年12月、証拠隠滅教唆の疑いで、県弁護士会に所属する弁護士の関係先を家宅捜索したことが11日、捜査関係者への取材で分かった。男は現在、コカインを使用したとする麻薬取締法違反の罪などで公判中。メモはコカインが入っていると知らずにカプセル剤を飲んだように偽装を指示する内容だった。
捜査関係者らによると、捜索を受けたのは中山敬規弁護士。中山弁護士は今月4日、共同通信の取材に、メモ撮影について「分からない」と答えた。
中山弁護士は昨年7月、県警中村署でコカイン使用とは別件で勾留されていた野口隆希被告(25)と接見。被告が書いた、コカイン入りのカプセル剤を名古屋市守山区のマンション一室のテーブルに置くよう指示するメモを撮影し、いとこに送った疑いが持たれている。
県警が別事件でいとこの携帯電話を押収し、解析したところメモの画像が見つかった。
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