スウェーデンに敗れた日本=ミラノ(共同)

 失意の幕切れとなった。10日のアイスホッケー女子1次リーグ、日本はスウェーデンの速さと力強さに完敗。B組全勝を狙ったチームが3敗目を喫し、敗退が決まった。エースの志賀紅は「このチームでもっと試合をしたかった」、小池主将も「(目標に)遠く及ばなかった」と涙ぐんだ。

 第1ピリオドの5分過ぎ、フェースオフで確保し損ねたパックを相手にたたき込まれた。目立っている序盤の失点をまたも喫し、第2ピリオドの5分過ぎには鮮やかな速攻を防げない。懸命の反撃で惜しいシュートこそ放つものの、精度もパワーも差は歴然だった。

 前回の北京五輪は初めて進んだ準々決勝でフィンランドに惨敗。一部主力は成長を期して海外を目指し、志賀姉妹らがスウェーデンのリーグで腕を磨いてきた。強敵の力やスタイルを熟知し、スピードで対抗するべく鍛えてきたものの、歯が立たなかった。

 飯塚監督は「4年前とは別物になっていた」とライバルの成長に脱帽。国内合宿を中心に成長を図ってきた日本が、世界に後れを取りつつある現実に直面した大会だった。(共同)