【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は9日、米IT大手グーグルの親会社アルファベットが、償還期間100年の「100年債」の発行を計画していると報じた。技術革新が激しく、将来予測が困難なIT業界で100年債の発行は極めて異例。膨張する人工知能(AI)関連の投資資金を確保する狙い。
100年債は英ポンド建てで発行し、主に年金基金や保険会社などの長期投資家の購入を見込む。報道によると、IT企業の100年債発行は1997年の米通信機器モトローラ以来。それ以外では英オックスフォード大学などがポンド建てで発行した例が少数ある。
アルファベットは今年の設備投資額を前年のほぼ倍の最大1850億ドル(約29兆円)とする計画。資金をデータセンター建設などに充てる。マイクロソフトやメタも巨額の設備投資を進めており、米IT大手による多様な資金調達の動きが一段と活発化しそうだ。
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