高市早苗首相(自民党総裁)は衆院選の目標を、日本維新の会との与党で定数465の過半数となる233議席と設定した。政権維持に最低限必要な数と言える。これを上回り「安定多数」と呼ばれる243を得ると、17ある常任委員会の委員長ポストを独占できる。大幅に伸び定数の3分の2となる310に達すれば、少数与党の参院で法案を否決されても、衆院で再可決が可能になる。
安定多数は常任委員長ポストを与党が独占した上で、野党と同数以上の委員数を確保できる状況。採決で賛否が同数となった場合は委員長が決めるため、対決法案でも可決できるようになる。
実際は議席数に応じて野党にもポストを配分するのが慣例。ただ、首相は2024年の前回衆院選で自民が大敗し、予算委員長などを立憲民主党に譲ったことに不満を漏らしており、奪還が現実味を帯びる。
安定多数の次の目安に、常任委員長ポストを独占した上で、委員の数も過半数を保てる「絶対安定多数」(261)がある。直近では21年の衆院選で自民が追加公認を含め、単独で到達した。
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