27日午前9時20分ごろ、那須町湯本のスキー場「那須温泉ファミリースキー場」で、雪崩が起きたと110番があった。地元消防に入った連絡によると、春山登山の講習会に参加していた高校生らが巻き込まれ、生徒6人が心肺停止の疑いがあるという。ほかに、教師も含め3人が行方不明、3人が負傷しているとの情報があり、確認している。

 消防によると、講習会は県高等学校体育連盟が主催した。大田原高、那須清峰高、矢板東高、真岡女子高、矢板中央高などの1~2年生の約50人が参加し、午前7時半ごろから登山を開始したという。

 雪崩は営業していないスキー場のゲレンデ上方で発生したとみられる。消防や警察などは、ほかにも雪崩に巻き込まれた高校生らがいないか調べている。県高体連は「情報を収集している」とした。

 県内の高校関係者によると、講習会は2泊3日の日程で、生徒らは25日に学科の講習を受けた後、スキー場へ移り、テントで宿泊。26日も春山登山の講習を受け、27日に実技を実施して昼すぎに撤収予定だった。

 地元の観光協会によると、那須温泉ファミリースキー場は通常のスキー営業は20日に終了したという。