第89回選抜高校野球大会第4日は23日、甲子園球場で1回戦3試合を行い、夏春連覇を狙う本県の作新は9−1で帝京五(愛媛)に快勝、2回戦に進んだ。
作新は初回から打線がつながった。2死一塁から4番・中島淳の右中間への適時三塁打などで3点を先制した。三回も先頭打者の中島が中前打で出塁すると、その後3本の単打を連ね2点を追加。四回には中島、相原光星の連続2塁打で2点を奪うと、六、七回にもそれぞれ1点を加えた。
一方、守備は帝京五の二回2死二塁で、中前に抜けそうなライナーを二塁手・添田真聖主将が好捕するなど堅守を披露。投げては先発の左腕・大関秀太郎がコーナーを丁寧に突く投球で七回を無失点と好投。八回から登板した2番手の右腕・篠原聖弥も後続を1失点に抑えた。
作新の次戦は大会第8日の27日午前9時から、2回戦で秀岳館(熊本)とベスト8を懸け対戦する。