「長生炭鉱」の潜水調査中に体調不良となったダイバーの救出に向かう消防隊員ら=7日午後0時28分、山口県宇部市

 赤色灯

 「長生炭鉱」の潜水調査中に体調不良となったダイバーの救出に向かう消防隊員ら=7日午後0時28分、山口県宇部市  赤色灯

 太平洋戦争中に朝鮮人労働者を含む183人が犠牲となる水没事故があった山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で7日、遺骨を探すために潜水調査中だった台湾人の男性ダイバー(57)が海中でけいれんを起こし、病院に搬送されたが死亡が確認された。この日は日韓の遺族や国会議員が参列した追悼式典が跡地近くで開催されていた。

 民間団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」は日本政府に対し遺骨の収容と遺族への返還を求めていたが、早期の返還のため2024年から有志のダイバーと独自に遺骨の捜索・回収を行っていた。死者が出たのは捜索開始以降初めて。ダイバーの死亡により今後の進展は不透明になった。