国会議事堂

 第51回衆院選は8日に投開票を迎える。選挙戦は最終盤となり、与野党党首らは6日、接戦区で追い込みを図った。高市早苗首相(自民党総裁)は農業が盛んな地方を回り、最新技術を活用して農家の生産性を高める政策の推進を訴えた。中道改革連合の野田佳彦共同代表は首都圏に注力し、派閥裏金事件など「政治とカネ」問題への自民の対応が不十分だと追及した。

 首相は栃木県那須塩原市で街頭演説し、農家が生産性を高めるために設備投資できる環境を整備すると強調。「供給力を高め、各国首脳との会談の機会を活用して農林水産品や加工食品の市場開拓を始めている」と語った。

 埋没を懸念する日本維新の会の藤田文武共同代表は奈良県橿原市で、消費税減税や議員定数削減に触れ「自民が大勝するだけでは、前に進みそうな政治が後戻りするかもしれない」と述べ、支持拡大を求めた。

 東京都内に入った野田氏は、派閥裏金事件に関係した前議員らを公認した自民の対応を「反省が見えない」と批判。「自民に猛省を促す一票を投じてほしい」と呼びかけた。