第51回衆院選は8日に投開票され、栃木3区は自民党籍を持つ無所属新人の渡辺真太朗氏(33)が初当選を決めた。6選を狙った自民党前職の簗和生氏(46)との保守分裂の激戦を制した。簗氏は重複立候補している比例北関東ブロックで復活当選を決めた。中道改革連合新人の伊賀央氏(61)は議席に届かなかった。

 渡辺氏は前回2024年の衆院選に初挑戦。出馬表明から投開票まで1カ月弱だったにもかかわらず、当選した簗氏に178票差まで肉薄した。以降は地元を歩いて支持基盤を固め、SNSの発信にも力を入れて浸透を図った。

 簗氏が小選挙区で落選するのは、初挑戦となった2012年衆院選でみんなの党代表(当時)の渡辺喜美氏に敗れて以来となる。選挙戦終盤の6日には那須塩原市内で高市早苗首相の応援を受けたが、渡辺氏の勢いが上回った。

 反自民票の受け皿を狙った伊賀氏は及ばなかった。

■渡辺氏「この勝利は皆さんのもの」